2021.4.12(Mon)
ジュエリーの中では比較的お手軽なシルバージュエリーの素材としてのシルバーにスポットを当ててみました。
【シルバーの特徴】
貴金属のなかでも比較的リーズナブルに手に入れることができるシルバー。その特徴は、、
●伸ばしやすい=展延性
シルバーは、最も展延性がある金に次いで2番目に展延性のある金属で、加工のしやすい金属であるということですね。
●酸化や腐食しない金属
鉄でできた古い手すりなどが錆びることを酸化といい、ボロボロになることを腐食といいます。
シルバーはこうした酸化や腐食が起こらないため、ジュエリー向きの金属といえます。 しかし黒ずむという特徴もあります。
●熱や電気をよく通す金属
昔は銀食器がよくありましたが、熱を伝えやすいので熱いものは手に伝わりやすく火傷しやすかったことでしょう。
【SILVER925とSterling Silverの違い】
シルバーというのは100%で製品を作ると柔らかすぎて加工しにくく変形もしやすいため、他の金属を混ぜ込んで製品にします。それが「SILVER925」や「Sterling Silver」です。 この2つは同じようで厳密に言うと実は違います。
●SILVER925
シルバーの純度のことで「この金属には92.5%のシルバーが使われている」という意味で、残りの7.5%に他の金属を混ぜることにより変形も緩和してくれます。残りの7.5%には亜鉛、銅、ニッケル、アルミニウムなど、その製品によって異なります。
●Sterling Silver
Sterlingという表記は、1000年前のイギリスでシルバーの鋳造していたスターリング家が由来で、92.5%シルバーなのはSILVER925と同じですが、残りの7.5%は銅のみを使いニッケルや亜鉛などアレルギーを起こしやすい素材を一切含みません。
【シルバーのお手入れ】
シルバーが黒く変色するのは、空気中に含まれる硫化水素と反応して起こる硫化によるもので、硫化水素は人間の汗や皮脂などのたんぱく質にも含まれているので、着用後放置して久々に着用しようとしたら真っ黒なんてことも。温泉で黒く変色してしまうのも同じ硫化現象です。
シルバージュエリーを保管するときは、チャック付きの袋などに入れ空気に触れないように。着用後は汗や皮脂がついているので軽く柔らかい布で拭き取ってから保管します。
以下は天然石の付いた部分を避けて行いましょう。
硫化によって黒ずんでしまった場合は、研磨剤の含まれたシルバー専用のクロスで拭きましょう。
液体のシルバークリーナーに漬けると一気にきれいになりますが、漬けすぎたり頻繁に行いすぎると黄ばみやすくなるので漬けるのは一瞬で。頻度には気をつけましょう。
【商品のご紹介】
まずはこちら。 ロータス(蓮)の花のモチーフにレインボームーンストーンがあしらわれた揺れるかわいらしいピアス。
大きさもほどよく、涼し気な印象を与えてくれます。レインボームーンストーンも片耳に二粒できれいにレインボーのシラーが見られます。軽くてつけ心地もよいピアスです。
つづいてはこちら、槌目平打リング。槌目平打リングの詳細ページはこちらから
サイズ展開もありますが、指の掌側にスリットが入っていますので広げたり狭めたりしてお好きなお指にお着けいただけます。 細かく叩いたような模様がアクセントになっています。
太めのリングでありながらシルバーの厚みがほどよいのでゴツさは感じずつけ心地もよいです。太めリングで女性らしいものをお探しの方にピッタリですね!
~次回は透き通って目にも涼しい天然石、水晶のお話
どうぞお楽しみに!!
ライター情報:サニーサンデービーチスタッフ歴5年 Miho
サニー随一のハワイ好き。(サニーハワイブログの筆者)
海外旅行の趣味が高じて口コミライターとしての活動も。その本数はなんと月100本以上。
その経験と知識を生かしてサニペディアを担当。
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