2021.10.30(Sat)
サニーサンデービーチで輸入しているパーカーやTシャツで時折みかける”Californiaなんちゃら”の文字とグリスリーベアの絵柄は、「カリフォルニアの州旗」を元にしたデザインでした!
【アメリカには州ごとの旗がある!!】
みなさんは小学生のときの地図帳からはじまり、オリンピックなどスポーツイベントなどでも世界各国の国旗を目にする機会が多々あると思います。 国旗はその国を象徴するデザインで、どの国もその国旗を誇りに思い大切にしているものです。 アメリカ合衆国はアメリカ人でなくてもデザインを見れば知っている方々がほとんどだと思います。いわゆる星条旗と言われていますね。 アメリカは星条旗を国旗としていますが、なんと州ごとに州旗というものがあることをご存知ですか?
【カリフォルニアの州旗のデザイン】
カリフォルニアの州旗(写真左)は熊と赤い星がデザインされ、旗の下部に『California Republic』という文字が書かれたものです。
熊はグリズリーベアといい、かつてはカリフォルニアで多く生息していた熊です。現在はカリフォルニアでは絶滅してしまいましたが、アラスカやカナダなどではまだ生息しています。強さの象徴と言われています。 (写真は小熊のようでかわいいですね!)
そして、気になるのは『California Republic』というところ。訳すとカリフォルニア共和国という意味になります。カリフォルニアは州なのにどうして共和国なの?という疑問が浮かんできますね。
【ざっくりと!カリフォルニアの歴史】
カリフォルニアは18世紀のころ、スペインの植民地で、現在のカリフォルニア州、ネバダ州、ユタ州、アリゾナ州北部、ワイオミング州南西部あたりをアルタ・カリフォルニアといい、スペインが支配していましたが、19世紀に入るとスペインから独立したメキシコが、現在のメキシコを含めたそのあたり一帯を第一メキシコ帝国として支配しました。
当時一応国境はありましたが、当時は今ほど堅固なものではなかったため、アメリカ人もメキシコ領となったアルタ・カリフォルニアに多く移住しはじめましたが、メキシコ政府はそれを嫌がり、メキシコ人以外をアルタ・カリフォルニアから追放しようとします。
それに対しアルタ・カリフォルニアに移住した33人のアメリカ人が反発をして革命が起き、メキシコ人を追放し、独立を宣言してカリフォルニア共和国ができ、「California Republic」と書かれた旗がその時掲げられました。
その当時の旗は現在の州旗とは若干デザインが違いましたが、グリズリーベアと星がデザインされたもので、その星は『The Lone Star Flag(一つ星の旗)』というテキサス州の州旗のデザインからインスピレーションを受けているのだそうです。
(テキサス州旗)
ちなみにカリフォルニア共和国として名乗れていたのは数週間足らずだったそうで、カリフォルニアは間もなくメキシコ支配下からアメリカに割譲され、カリフォルニアは1850年9月9日にアメリカ合衆国第31番目の州となり現在に至っています。そしてその当時の歴史や人々の想いが込められてカリフォルニア州旗には「California Republic(カリフォルニア共和国)」の文字がはいっているのです。
【商品紹介】
いかがでしたか?アメリカの歴史はあまり学校でも多くは習わなかったかもしれません。私もそうでした。アメリカの歴史もなかなか面白いですね!
そしてその歴史を大事にしているからこそ州旗をモチーフにしたグッズやお洋服などがたくさん作られているんですね。
最後にサニーで人気のカリフォルニアの州旗をモチーフにしたお洋服を紹介します!!
カリフォルニアベアフーディー《プラスサイズ》
プラスサイズですが、7号、9号などの体型の方でもビッグシルエットパーカーとして着用することができます。 裏起毛で暖かく、寒い冬にぴったりの素材です。 プリントはフロッキープリントという少しモコモコとした肌触りのもの。グリズリーベアが大きくプリントされています。カンガルーポケットも手が冷たいときに役立ちますよ! フードのコードにも隠れグリズリーベアがいますのでそれもポイントになっています! 私もお気に入りで冬はヘビロテしていまーす!
税込7480円(サイズ1XL~3XL)
カリフォルニアサーフベアフーディー
こちらはよくみると、背中にサーフボードを背負っているサーフベアのフーディーです!
早くもネイビーが完売し、ブラックのみの在庫になっている人気商品です。
税込6380円(サイズS~XL)
次回は秋冬に身に着けたくなるオルテガ柄についてです。
どうぞお楽しみに〜!
ライター情報:サニーサンデービーチスタッフ歴5年 Miho
サニー随一のハワイ好き。(サニーハワイブログの筆者)
海外旅行の趣味が高じて口コミライターとしての活動も。その本数はなんと月100本以上。
その経験と知識を生かしてサニペディアを担当。
お問合せには画像のやりとりもできるLINEが便利です!