2022.1.11(Tue)
皆様は2021年から2022年にかけての年末年始はどのようにお過ごしになりましたか?
2020年から2021年にかけての年末年始はコロナウイルスの感染拡大を防ぐため、帰省を自粛されたり、年始のバーゲンセールや福袋はオンラインで購入するなど、お家で静かに過ごされた方が多かったと思います。 皆様はアメリカでの年末年始の過ごし方はどう過ごすのか気になりませんか?
今回はコロナ前のアメリカの年末年始の一般的な過ごし方についてお話します。
【アメリカの大晦日の呼び方】
アメリカでは大晦日のことを「New Year's Eve」と呼びます。12月25日がクリスマスなのに対して、12月24日をクリスマス・イヴと呼ぶのと同じですね。 日本では大晦日の数日前から年末年始の冬休みとなる方も多いと思いますが、日本の法律では大晦日は祝日にはあたりません。
ちなみにアメリカも同じで大晦日は祝日ではないようです。普段どおり仕事をなさる方も多いそうです。 また、商業施設では時短営業となることも多いので年始に向けて最後の買い出しに出かけるという方もたくさんいらっしゃいます。このあたりは少し日本と似ているかもしれませんね。
【アメリカ人は年末に大掃除をする?】
日本では年末に大掃除をする家庭や会社が多いと思います。新しい気持ちで新年を迎えるためですね。新年を迎える前に家や心を清めて、元旦に神様をお迎えするなど、日本の宗教的な理由もあります。普段からきれいにしている方でも、年末はより念入りに隅々までお掃除なさってるのではないでしょうか。
一方アメリカはというと、年末には大掃除はしません。アメリカに大掃除をする文化がないというわけではないのですが、しいて言うなら春に行います。 アメリカの家庭には暖炉があることが多いですね。その暖炉についてしまったすすをきれいにするという理由から春に行う家庭が多いのだそうです。
ちなみに余談ですが、日本では大晦日に大掃除をしてお正月飾りをするのは一夜飾りといって急遽用意をしたという印象を与えてしまうため、神様をお迎えするのにはあまり縁起がよくありません。また、29日も9=苦がつく日なのでよくないとされています。そのため大掃除は28日までに済ませるのが望ましいですが、遅くとも29日を外して30日までに終わらせるのがよいでしょう。
【大晦日で行われるイベント】
日本では紅白歌合戦をテレビで観て過ごす方も多くいらっしゃると思います。 アメリカではカウントダウンライブが行われます。一番盛り上がる場所はニューヨークのタイムズスクエアです。毎年100万人ほどの多くの人が参加する大イベントとなっています。 盛り上がり始めるタイミングは夜で8時頃からだそうで、大物アーティストが出演します。もちろん、ニューヨーク以外の都市でもカウントダウンライブは行われますので、放送局は各地を中継で繋ぎながらカウントダウンライブの番組を作成します。
【アメリカは去る年を惜しむ文化はない!】
日本では年が明ける一時間ほど前から除夜の鐘が響きはじめます。今年もいよいよ終わりか〜とか、今年はこんな年だったな〜などと振り返って、しみじみと物思いにふけってみたり少ししんみりする方も少なくないと思います。
アメリカでは除夜の鐘に代わるものはもちろんありません。カウントダウンライブで大盛り上がりの真っ最中です。去る年を惜しむような気持ちは全くなく、新しい年の到来を今か今かと待っています。
年明け1分前あたりからカウントがはじまり観客の熱気もどんどん高まっていきます。そして年明けの瞬間花火がたくさんあがったり、建物の電飾がド派手にライトアップされたりして演出が行われます。
【日本人にはちょっぴり恥ずかしい、アメリカの年明けすぐの習慣】
アメリカでは年明けしてすぐに近くにいる人とキスをするという文化があるのだそうです。人目をはばからずキスをするというのは、日本人にとってはハードルの高い文化かもしれません。
年明けすぐのカウントダウンライブの中継ではそこらじゅうでキスをしている映像が流れます。 アメリカ独特の習慣ですね(笑)
【商品紹介】
今年は年末からとっても寒くなりましたね。
寒い時のお出かけの必須アイテムのご紹介です。
ふんわりあったかいストライプ柄マフラー。細めから太めの3ピッチのストライプのグラデーションがオシャレ♪
長めの長方形型なので、色々なアレンジもできます。
いかがでしたか?アメリカの年越しは想像以上の派手さ、華やかさがありますね!日本とはまた違った文化を体験しに、私もいつかアメリカの年越しイベントに参加してみたいものです。次回はアメリカのお正月当日についてをメインに紹介します。
どうぞお楽しみに〜!
ライター情報:サニーサンデービーチスタッフ歴5年 Miho
サニー随一のハワイ好き。(サニーハワイブログの筆者)
海外旅行の趣味が高じて口コミライターとしての活動も。その本数はなんと月100本以上。
その経験と知識を生かしてサニペディアを担当。
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