2023.4.10(Mon)
前回はチップの起源を中心にお話しました。 今回はチップの必要な国、必要でない国、またチップ事情はそれぞれの国によっても異なるためアメリカのチップの相場をお話したいと思います。(
海外旅行に行くときの参考にしてみてくださいね。
まずは国別のチップ事情を。
- どこでもチップが必要な国
アメリカ・カナダ・メキシコ・エジプト・カタール・アラブ首長国連邦(UAE)
- レストランでサービス料が含まれていない場合はチップが必要になる国
オランダ・ロシア・アイルランド・オーストリア・ブラジル・チリ・南アフリカ
- 丁寧なサービスにはチップを渡す国
イギリス・ドイツ・イタリア・スペイン・ギリシャ・ノルウェー・デンマーク・スウェーデン・フィンランド・スイス・オーストラリア・フィジー・イスラエル・インド・インドネシア・シンガポール・マレーシア
- チップが不要な国
フランス・アルゼンチン・イエメン・オマ
どこでもチップが必要な国にはアメリカが入っていますね。
丁寧なサービスにはチップを渡す国は義務はありませんが、よいサービスを受けたときには感謝の気持ちとしてチップを渡すと喜ばれると思います。チップの相場はそれぞれの国によって異なりますので以下からはアメリカのチップの相場についてお話します。
【ホテルでは】
ドアマンへ タクシーを呼んでもらったり、車をバレーパーキングから運んできてもらったときに1〜2ドル渡します。 ポーターへ 荷物を運んでもらったときにバッグ1つにつき1〜2ドル。特に重いときには少し足します。 ハウスキーパーへ 枕元や照明台などに毎日2ドル置きます。 コンシェルジュへ 基本的には不要です。特別なリクエストの場合は5ドルほど。 ルームサービスのウエイターへ 食事代の15%ほどを手渡します。
【レストラン】
サービスの満足度によります。 10%:サービスに不満がある場合 15%:サービスが普通だった場合 20%:サービスがとても良かった場合 25%:サービスに予想を遥かに上回って素晴らしかった場合 ファストフードは基本的にはチップは不要です。
【タクシー】
運賃の10〜15%を渡します。荷物を運んでもらったり、運転以外のこともしてくれた場合は少し足します。
【Uber】
徐々に利用者も増えてきたUber。チップが不要というのが売りでしたが、最近は渡すのが通例となってきました。アプリに表示される金額の中から選びます。
【ツアーガイド】
オプショナルツアーのガイドへツアー終了時に15〜20%渡します。知識の豊富さ、人柄が素晴らしいなど予想を遥かに超えてよかった場合はもう少し足します。
【バー】
バーテンダーへドリンク1杯ごとに1ドルずつ渡します。
【スパ】
マッサージの種類を問わず10〜20%ほどのチップが適当。請求書にサービス料が含まれているときにはチップは不要です。
いかがでしたか?
チップに正式な決まりなどはなく、場所や状況によっても様々ですので、あくまでも参考にしてください。チップに馴染みのない日本人には難しい習慣ですが、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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ライター情報:サニーサンデービーチスタッフMiho
サニー随一のハワイ好き。(サニーハワイブログの筆者)
海外旅行の趣味が高じて口コミライターとしての活動も。その本数はなんと月100本以上。
その経験と知識を生かしてサニペディアを担当。
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