2022.6.3(Fri)
先月のsunny'spediaではアメリカの母の日について2回に分けて紹介しました。
今月は父の日がありますね。父の日の行事も日本だけでなくアメリカでももちろん行われています。
【アメリカの父の日はいつ?】
日本でもアメリカでも同様に6月の第3日曜日で、2022年は6月19日の日曜日となります。
ちなみに日本とアメリカ以外は、中国、カナダ、インド、シンガポール、イギリス、フランス、メキシコ、ペルー、アイルランド、アルゼンチン、パラグアイなど他にも多くの国が6月の第3日曜日となっています。 イタリア、スペインなどカトリック系の国では、イエス・キリストの父である聖ヨセフの誕生日が由来している3月19日が父の日となっています。
【父の日の由来】
父の日の由来は母の日と同様にアメリカ発祥の行事です。 母の日が5月だから父の日は6月というふうに適当に決まったわけではなく、きちんとした由来がありますのでここで父の日誕生までのお話を紹介します。
ソノラ・スマート・ドットという女性がいました。 ソノラは6人兄弟の末っ子として生まれましたが、不幸にも母親が早くに亡くなってしまいました。ソノラの父親は軍人で南北戦争から復員した後、ソノラを含めた6人の子供を父親は男手ひとつで育てていきました。
時は流れソノラは大人になり父親もとうとう他界し、そんなある日、ソノラは教会に説教を聴きにいき、母の日があるということを知りました。そこでソノラは不思議に思います。 「なぜ母の日があるのに父の日がないのだろう?」
早くに亡くなった母親に代わって父親に育てられたソノラは、「母の日をお祝いする日があるのならば、父の日をお祝いする日もあるべき」と教会に嘆願しました。1909年のことでした。 父の日をつくってほしいというソノラの願いは通じ、翌年6月には父の日の式典が行われることとなりました。
なぜ6月なのかというとソノラの父親の誕生日が6月だったからなのだそうです。 式典は行われたものの父の日が世の中に浸透し、定着するのには長い年月がかかりました。
多くの人が知るきっかけになったのは、1916年の式典の際に第29代アメリカ大統領であるウッドロー・ウィルソンが、演説を行ったことなのだそうです。そしてついにそれから50年後の1966年第36代大統領リンドン・ジョンソンが父の日を称賛する大統領告示を出し、6月の第3日曜日を父の日とすることを決め、1972年正式に制定されました。
【父の日にはどんな花を贈る?】
由来でも紹介したソノラは、亡き父親のお墓に白いバラの花をお供えし、それがきっかけでアメリカではバラの花を贈るのが現在でも一般的になりました。 ソノラが亡くなった父親に白いバラを供えたことから、健在の父親には赤いバラ、亡くなった父親には白いバラを贈ることが浸透していきました。
【商品紹介】
日本では母の日ほど父の日にお花を贈る習慣は一般的ではないように思います。
父親の好きなもの、なかなか自分で買わないものを送ってあげる、という選び方のほうが多いのではないでしょうか。
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いかがでしたか?母の日と同じように父の日にもエピソードや由来があって、そしてなぜ父の日は6月なのかということもきちんと理由がありましたね!
次回はアメリカの父の日でお花以外のギフトはどのようなものが人気なのか、また日本に入ってきた由来も紹介していきます。
ライター情報:サニーサンデービーチスタッフ歴5年 Miho
サニー随一のハワイ好き。(サニーハワイブログの筆者)
海外旅行の趣味が高じて口コミライターとしての活動も。その本数はなんと月100本以上。
その経験と知識を生かしてサニペディアを担当。
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